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お役立ちコラム

長引く咳には要注意!!

2019.1.14

こんにちは、寳山(ほうざん)です。

今年もインフルエンザが大流行のしそうですね。
加湿や消毒など、予防対策はしっかりしましょう。

さて、年末年始と風邪を引いた人も多いと思います。
その際に熱が出たり、咳がでたり、鼻水がでたりと、時々人によって、ざまざまな症状があるのも風邪の特徴です。
その際、一つ注意頂きたいのが
「長引く咳には要注意!」
今回はこのお題でお話しを致します!(^^)!

みなさん、こんな経験ありませんか?

・風邪かな?と思っていたのに、ずーっと咳が止まらない
・階段を上がったり、人前でしゃべったりすると咳込む
・夜中に突然咳がでて起きる

こういった症状が風邪かな?っと思ってから2週間以上も続けば、それは風邪ではないかもしれません。
風邪の原因は80~90%がウイルス、残りが細菌とされています。
風邪のウイルスは体内に侵入して増殖しますが、増殖する力が弱いので2週間も生きられません。
一方、細菌による風邪はふつうの風邪に比べて症状が重くなることもありますが、抗生物質を使うことで速やかな治療が可能です。

つまり2週間を過ぎても咳が治まらない場合や、1週目でも数日間眠れないほど激しい咳が続く場合は、風邪以外の病気の可能性が考えられます。
肺がんや結核、間質性肺炎、心不全など重篤な病気の可能性もあるので、呼吸器専門医を受診することをオススメします。

重篤な病気ではなく、長引く咳の原因として近年増加傾向にあるのが「咳ぜんそく」です。
咳ぜんそくは、気管支ぜんそくの1歩手前
放っておくと気管支ぜんそくに移行することがあります。
気管支ぜんそくは完治しにくく、年間1500人の人が呼吸困難で亡くなっている病気です。
そのため、咳ぜんそくのうちに早期治療することが大事です。

 

咳ぜんそくは気道の粘膜に常に炎症が起こっている状態です。
ホコリはもちろん、湯気、冷たい空気、香り、花粉などちょっとした刺激に敏感に反応して激しい咳が出て、なかなか止まらなくなります。
風邪をきっかけに発症することも多いですが、花粉や天候、疲労やストレスが原因になることもあります。
また、花粉症や食品添加物、PM2.5などが要因となって発症するケースが近年では増えています。

咳ぜんそくは、放置すればするほど気管支や肺が固くなり、気管支ぜんそくへと移行するリスクが高まりますし、肺の機能も低下します。
専門医のもと、正しく治療すれば改善するケースも多く、低下した肺機能はもとに戻ります。早期発見、早期治療が望まれるので、長引く咳があれば、呼吸器の専門医を受診してください。

 

もう一つ、長引く咳の原因として増えているのがCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気です。
「タバコ病」ともいわれ、タバコの煙など大気に含まれる有害物質を吸い込むことで肺に炎症が起こり、最終的には肺の機能が低下、最悪死に至ります。
喫煙者の約2割が発症するといわれ、喫煙歴が長く、1日に吸う本数が多い人ほど重症化しやすいです。
自覚症状に乏しく、病気の存在も知られていないこともあって、残念ながら治療を受けている人が少ないのが現状です。
初期段階では階段を上ったときに息切れがしたり、咳や痰が続いたりする程度にすぎないので「タバコのせいでちょっと息苦しい」と思う程度ですが、息苦しさを自覚して受診したときには、炎症が進行して肺機能がかなり低下していることも少なくありません。
禁煙して早期に適切な治療を始めれば、日常生活を普通に送ることもできます。
喫煙者の方で、長引く咳が気になるときには早めに呼吸器の専門医を受診して、肺の状態をチェックすることをオススメします。
禁煙外来で、タバコをまずくする薬やニコチンパッチを使用することで、禁煙をスムーズにすることも可能です。

今回はここまでです。
次回は「咳チェックと予防と対策」でお送りします。

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