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がん予防について

2018.11.21

保険ワールドの阿曽です。

阿曽 佳澄

がんリスクを高める6つの要因!と予防法

ご存知の方も多くいらっしゃるとおり、日本ではおよそ「2人に1人」ががんになると言われ「3人に1人」ががんで亡くなっています。そしてがんは、働き盛りである30代以降の死因トップとなっています。(※1)
しかしながら、がんは予防することができる病気です。これまでの研究から、がん発生は遺伝だけではなく、タバコや食生活などの「生活習慣」が大きく関連することがわかっています。がん予防法が正しくに実施されれば、がんやがんによって亡くなる確率を下げることができます。
ここでは国立がん研究センターによる『日本人のためのがん予防法』の中から、がんのリスクを高める6つの要因をご紹介します。また6つのそれぞれの要因について、がんにならないためにどのように生活習慣を改善すればよいかを解説します。
※当記事内のがんのリスクを高める要因の研究結果については『日本人のためのがん予防法』を参考に作成しています。

2. 飲酒~飲むなら、節度のある飲酒をする~

研究によると、「肝臓」「大腸」「食道」において、飲酒によりがんのリスクが上がることが`確実´と評価されています。また1日あたりの平均アルコール摂取量が増すにつれ、がんのリスクが高まるという研究結果も示されています。お酒を飲む人は、1日あたりアルコール換算で約23g程度まで、飲まない人、飲めない人は無理に飲まないようにしましょう。

※参照:公益財団法人がん研究振興財団 『がんを防ぐための新12か条』より作成
https://www.fpcr.or.jp/pdf/p21/12kajyou_2017.pdf

3. 食事~偏らずバランスよくとる~

■塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にしましょう
研究によると、食塩のとり過ぎは、「胃がん」において`ほぼ確実´にリスクを上げると評価されています。
また、摂取量を抑えることは胃がんの予防のみならず、高血圧を予防し、循環器疾患のリスク低下にもつながることが研究により示されています。

※参照:公共財団法人がん研究振興財団 『がんを防ぐための新12か条』より作成
https://www.fpcr.or.jp/pdf/p21/12kajyou_2017.pdf

■野菜や果物不足にならないようにしましょう
研究によると、野菜・果物の摂取により、「食道がん」のリスクが `ほぼ確実´に低下すると評価されています。合わせて、「脳卒中」や「心筋梗塞」などをはじめとする生活習慣病全体に対しても有効と示されています。

※参照:健康日本21 『がん』より作成
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b9.html

4. 身体活動~日常生活を活動的に~

■歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分行いましょう
■息がはずみ汗をかく程度の運動は1週間に60分程度行いましょう
研究によると、仕事や運動などの身体活動により、「大腸(結腸)がん」のリスクを下げられることは`ほぼ確実´と評価されています。がんのみならず、心疾患の死亡リスクが低くなることも明らかになっています。

5. 体形~成人期での体重を適正な範囲に~

研究によると、肥満は、閉経後「乳がん」のリスクを上げることが`確実´であり、また「大腸がん」および「肝がん」のリスクを上げることは、`ほぼ確実´と評価されています。
また特に中高年では、やせすぎによりがんリスクが増加するということも研究で明らかになっています。やせすぎにも注意しましょう。

※参照:公共財団法人がん研究振興財団 『がんを防ぐための新12か条シリーズ4 「運動・体形とがん」』より作成
https://www.fpcr.or.jp/pdf/p21/exercise_and_cancer.pdf

6. 感染~肝炎ウイルス感染検査と適切な措置を・機会があればピロリ菌感染検査を~

■地域の保健所や医療機関で、一度は肝炎ウイルスの検査を受けましょう
■機会があればピロリ菌の検査も受け、感染している場合には専門医に相談しましょう
研究によると、B型・C型肝炎ウイルスは「肝がん」のリスクを上げることは`確実´と評価されています。
B型・C型肝炎ウイルスは、主に血液や体液を介して感染します。出産時の母子感染・輸血や血液製剤の使用、まだ感染リスクが明らかでなかった時代の医療行為による感染ルートが考えられています。昔受けた医療行為などによって、知らないうちに感染している可能性もあります。

以上ご紹介しましたがんのリスクを高める6つの要因は、日本人を対象とした研究により科学的根拠が明らになっているものです。しかし、数値目標は体質・生活習慣・年齢によって異なるため、当記事でご紹介した目標値が当てはまらない場合もあります。あくまでがん予防法を具体的に実践に移すための手がかり・ひとつの目安としてお考えください。
重要なことは、がんリスクを高める要因と予防法について予め知っておくことで、自分自身をがんから守ることができるということです。生活習慣や健康診断の結果に不安を感じたとき、専門家に相談できるようにしておくことも重要です。
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