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知っておきたい!心臓病の基礎知識

2020.9.27

心臓は、1日に10万回以上拍動し、何と1日にドラム缶50本分もの血流を送り出している臓器です。その血流は約20秒で体中を巡って心臓に戻ってきます。

身体の中の重要な役割を果たす心臓ですが、その心臓が正常な機能を果たさないことで起こる心臓病は、がんに次ぐ日本人の死亡原因第2位。実は、アメリカにおいては、死亡原因の第1位はこの心臓病です。食生活の欧米化をはじめとして、どんどんアメリカナイズされている日本にとっては、がんもそうですが見過ごすことのできない病気です。

心臓病の原因とは

一口に心臓病といっても、そこにはさまざまな種類の病気があります。ここでは心臓病の主な原因3つについて解説していきます。

1. 生活習慣による異常
心臓病の多くは生活習慣によって発症します。メタボリックシンドロームの診断基準にもなっている「肥満」「高血圧」「脂質異常症」「高血糖」は動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞といった病気のリスクを大きく高めます。
さらに現代社会とは切っても切れない「ストレス」。こちらも心臓病の大きなリスクとなります。人間はストレスを感じると交感神経が優位になり、毛細血管が収縮して血圧が高くなります。日常的にストレスを感じている人はその分、血圧が高くなりやすく、心臓病を発症しやすくなるともいえます。

2. 先天的な異常
生まれつき心臓の形状に異常があると、心臓病が発生します。心臓の心室に先天的に穴が開いていたり、肺動脈が狭窄(※1)を起こしていたりする場合です。治療の必要がない軽度のものから、早急に手術が必要となる重度なものまで病状の幅は広いです。現在では妊娠中に行う超音波検査で、ある程度心臓に異常があるかどうかが分かるようになっています。

3. そのほかの異常
スポーツなどによる脱水や電解質不足(※2)、疲労、胸部への衝撃などの外的要因が加わると心室細動(※3)や心臓震盪(※4)が引き起こされ、心臓が停止してしまうことがあります。

※1狭窄(きょうさく):血管などの内部が狭くなり、血液などが通過しにくくなる状態。
※2電解質不足(でんかいしつぶぞく):電解質はカリウムやナトリウムなどのミネラルをいう。電解質が不足すると、筋肉の異常、意識障害、心臓機能の異常などが起こることがある。
※3心室細動(しんしつさいどう):心室のポンプ機能が失われ、血液を送り出せなくなる状態。
※4心臓震盪(しんぞうしんとう):胸部に加わった衝撃により心臓が停止してしまう状態。

心臓病で生じる主な症状

心臓病の主な症状には以下のようなものがあります。

1. 胸部の痛み
2. 胸部の灼けつく感じ
3. 胸部の重圧感
4. 胸部の締めつけられる感じ
5. 動悸
6. 息切れ
7. 呼吸困難
8. 冷や汗
9. 失神、意識の飛ぶ感じ

心臓病の中でも心筋梗塞(しんきんこうそく)や大動脈解離(だいどうみゃくかいり)は、場合によっては死に至ることもある病気です。これまで経験したことがないレベルで心臓の異常を感じたときは、迷わず救急車を呼び治療を受けるようにしましょう。

早期発見・早期の医療機関の受診がカギ

心臓病は、以前は発症したら死亡する可能性が非常に高い病気でした。しかし現在ではさまざまな治療法が生まれ、心臓病による死亡率は減少傾向にあります。近年、小切開手術やカテーテルを用いた血管内治療など、患者さんの身体への負担を極力軽減した治療法が増えてきました。

また、適切な治療とともに、患者さん自身による生活習慣の見直しも重要です。1年に1回は健康診断を必ず受けるようにしましょう。同時に胸部への強い痛み、違和感に気づいたらすぐに医療機関を受診するという意識も重要です。

☆健康診断はすすんで受診しましょう🎵☆
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