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女性ホルモンとライフサイクル

2019.10.11

女性ホルモンとライフサイクル

女性をとりまく環境は、出産・育児・介護といったいくつものライフステージでめまぐるしく変化します。また同時に、女性の身体は年代によって大きく変化し、向き合うべき健康問題も大きく変わってきます。環境変化に適応することに一所懸命で、つい自分の健康管理や身体の変化については疎かになりがちですが、健康で明るく充実した日々を過ごすためにも、それぞれの年代で自分の身体を見つめなおすことが重要です。
ここでは、そんな女性の身体の変化と注意すべき主な病気についてピックアップして年代別にいくつか解説していきます。

20・30代~子宮頸がんが増えてきています~

「まだ若いから大丈夫」と思っていませんか?実は子宮頸(しきゅうけい)がんが20代30代の女性に急増しています。

※参考:国立がん研究センター がん登録・統計 『地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2013年)』
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/dl/index.html

子宮頸がんとは、子宮の入り口付近にできるがんです。また、そのほとんどは症状がないまま進行します。早期で治療すると妊娠・出産の可能性も残せますが、発見が遅れると子宮摘出を余儀なくされる場合もあります。定期的な子宮がん検診の受診が効果的といわれています。20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。

30・40代~乳がんの発生率が最も高くなります~

乳がんは女性が最もかかりやすいがんです。発症は30代前後から増え始め、40代後半がピークです。女性ホルモンが乳がんの発生や増殖に関連しているといわれており、さらに食生活の欧米化や晩婚化の影響によって乳がんにかかる方が増加していると考えられています。
現在は治療法は多様化し、乳がんになっても早期発見・治療ができれば自身のニーズやライフスタイルにあった治療が選択できる場合もあります。乳がんで悲しい・つらい思いをしないためにも、40歳を過ぎたら2年に1度定期的に乳がん検診を受けましょう。

50代から~閉経後は生活習慣病・骨祖しょう症に注意~

■忍び寄る生活習慣病

女性ホルモンは、悪玉コレステロールの増殖を抑制し、善玉コレステロールの合成を促進する働きがあります。その働きにより血管を健康に保ちます。しかし、閉経後に女性ホルモンは低下するため、悪玉コレステロールが増加してしまいます。
悪玉コレステロールが増加すると動脈硬化が起こり、脳梗塞・心筋梗塞などの重大な病気のリスクが高くなります。閉経前はコレステロール値に問題がない人であっても油断はできません。閉経後は特に食生活や運動習慣など見直していく必要があります。

■骨がいつの間にかスカスカに!女性は特に骨粗しょう症に注意が必要

骨も肌と同じように新陳代謝をしています。女性ホルモンは、骨を壊す力と骨をつくる力のバランスを保つ役割をしています。閉経すると女性ホルモンの分泌が低下するため骨を壊す速さがスピードアップしてしまい、骨をつくるスピードが追いつかず骨の中がスカスカになってしまいます。これを骨粗しょう症といいます。ちょっとしたことで骨折しやすく、骨折すると寝たきりや要介護の要因となりQOL(生活の質)を著しく低下させてしまいます。閉経後は意識的にカルシウムとビタミンDを摂取し、適度な運動を行うことが重要です。

女性の身体は、年代によって変化します。変化に応じて向き合う健康問題も変わってきます。ここでは、そのほんの一部をご紹介しましたが、他にも変化によって身体にトラブルがでてくることもあるでしょう。年代によって身体が変化していくことを自覚し、気になる症状などがある場合は後回しにせず、早めに検査を受ける・専門家に相談するなどして対策を行うことが大切です。

 

保険ワールド 姫路手柄店 阿曽でした。

 

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