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入院生活に必要なお金

2021.11.6

入院は、治療をすること以外に、病院という慣れない環境での生活を余儀なくされます。そして入院生活には意外とお金がかかります。
今回は、入院前の準備から入院中にかかった治療費以外のお金についてAさんの事例をもとに解説していきます。

入院前の準備

入院前は、思いのほか準備が大変です。自宅を離れ、病院での生活のため、いろいろと物入りなことが多いようです。Aさんは病院から入院前に準備するよういろいろ案内されましたが、これらをすべて購入するとなると、出費がかさみます。Aさんは大部屋だったため、テレビを見るための「イヤホン」や「テレビカード」も必要になって、病院の売店や販売機で購入したようです。また、雑誌や新聞を購入したりする費用も必要かもしれません。

「着替え」は、病院から貸し出し用の患者衣を利用する場合、準備不要となります。病院によっては、タオル類も借りることができる場合があります。
Aさんは1日当たり55円の患者衣(※1)を借りていました。
14日間の入院の場合の総額がこちらです。

貸し出しの患者衣 55円×14日分=770円

患者衣は毎日の交換ではなかったものの、Aさんの場合は、洗剤を購入して病院備え付けの有料洗濯機を使用して洗濯する費用と労力を考えるとお得だったと感じていたようです。
※1:貸し出し利用できるものや値段は医療機関によって異なります。

そして、治療費以外の費用で高額となりやすいのが「個室の利用料」です。広さや設備などにより値段が変わるので、個室をお考えの方は、事前に利用料を確認しておく必要があります。

入院中に必要なお金

入院中の食事代は、健康保険の入院時食事療養費により、入院患者が支払う標準負担額(※2)が決まっています。
※2:平均的な家計の費用を勘案して厚生労働大臣が定めることとなっています。また、所得によって費用が異なります。なお、通常のメニューにない特別の食事メニューを希望した場合は自己負担となります。
Aさんを例に14日間の入院で考えると、意外と高額になります。

1日当たりの食事代 460円(1食)×3食=1,380円

14日間の食事代 1,380円×14日=19,320円

Aさんは、治療の副作用で食欲がなく、病院の食事をほとんど食べられない日が続きました。その際に、医師から許可をもらい、売店でゼリーやプリン、フルーツなどの口当たりの良いものを買い食べていました。食べなかった病院の食事と売店で購入した食べ物を考えると、看護師さんや管理栄養士さんへ相談し、食事変更などをしてもらえば良かったと悔やんでいました。

そして忘れてはいけないのが「ご家族の負担」です。
面会のための交通費、そして面会する時間の確保のため、ご家族も仕事を調整することもあったようです。
また、Aさんは入院中に急に具合が悪くなり、ご家族が病院に呼び出されることも多かったようです。急な状態の変化で、ご家族の不安や心配などとともに、おむつなど今まで買ったことのないものを購入する出費も多かったとのことでした。

今回Aさんの場合は不要でしたが、ご家族にお子様や介護が必要なご高齢者がいる場合は、預ける場所などの手配も必要となります。

意外とこれはお金がかからない

意外とお金がかからないのが「入浴やシャワー」です。医師から許可が出た場合、病院のルールによりますが、多くの病院では交代制で浴室利用ができるようです。また、入浴できない時は、温かいタオルで身体を拭くなど、身体を清潔に保つための援助が受けられます。
病院によっては理容院または美容院があり、訪問して散髪してくれるところもあるようですが、その場合はお金がかかります。

おわりに

今回は、Aさんの入院生活を振り返り、治療以外にかかったお金について解説しました。入院生活には意外とお金がかかることを知っておくと、急な入院でも慌てることなく、治療に専念することができますね。

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保険ワールド 宍粟山崎店 阿曽でした。

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