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その症状、脳梗塞の前触れかも!!

2020.7.5

ある日突然左手足に力が入らなくなり、どうしてよいか分からずそのまま5分ほどが過ぎ、気づいたときには症状がなくなっている。こんなとき、あなただったらどうしますか?
この症状は「一過性脳虚血発作(TIA)」の可能性があります。
あまり聞きなれない言葉ですが、この発作は脳梗塞の「前触れ」として早めの受診と治療が必要な発作であるといわれています。

脳梗塞の前触れ…一過性脳虚血発作(TIA)とは?

一過性脳虚血発作は、「transient(一過性の) ischemic(虚血性) attack(発作)」 の英語の略称で、TIAとも呼ばれます(以下、TIA)。この発作は、一時的に脳の一部の血流が悪くなることで、運動機能や感覚の異常などの症状が現れ、24時間以内、通常は数分から数十分でその症状が消えるものをいいます。
同じような症状が出現する病気に脳梗塞がありますが、脳梗塞は脳の血流が途絶え、脳細胞が死んでしまう病気です。

症状が短時間で消えてしまうからといってTIAを甘くみてはいけません。TIAを起こした人は、3か月以内に2割ほどの人が脳梗塞になり、その約半数が48時間以内の発症であるといわれています。

その症状、TIAかも!?

TIAの症状は、脳の障害部位によってさまざまです。
典型的な症状は次のようなものになります。

このような症状は、TIAでなくても出現する場合があります。
例えば、片頭痛、起立性低血圧、糖尿病がある場合は低血糖などでも似たような症状が出現します。
心配な場合は、自己判断せず病院を受診することをお勧めします。

TIAは脳血管の病気であり、受診する診療科は脳神経外科になります。病院によっては脳卒中科や脳卒中センターなどを標ぼうしている場合もあります。

米国脳卒中協会では、脳卒中かどうかを疑う目安として、「FAST」と呼ばれる3つのテストを勧めており、日本でも推奨されています。
FはFace(顔)、AはArm(腕)、SはSpeech(言葉)、TはTime(時間)を示しています。

脳卒中に限らずTIAを疑う場合でも、笑顔を作れるか(Face)、腕を水平に上げた状態を維持できるか(Arm)、言いたいことを言葉にできるか(Speech)を確認するようにしましょう。これらの症状が一つでもあった場合は、すぐに(Time)病院を受診しましょう。TIAは早い段階で治療をすることで、その後の脳梗塞の発症リスクを軽減できることがわかっています。TIAは脳梗塞が起こる前の警告と捉えたほうがよいでしょう。もちろん、TIAが発生した人が必ず脳梗塞を発症するわけではありません、むしろ発症しない人のほうが多いことも事実です。しかしTIAが現れるということは脳血管に何らかの異常が生じているということです。症状が消えたからといって放置せず、速やかに医療機関を受診することが大切です。

 

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